臨床工学技士通信

臨床工学技士の最新情報、試験対策に関する情報をまとめています。
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人工呼吸器開始基準



呼吸パターン:努力呼吸

呼吸数:35回以上 6回以下(1分間で)

一回換気量:3~4ml/kg以下

肺活量:10~15mg/kg

PaCO2:50mmHg以上(正常値35~44)

死腔換気率:0.6以上(正常値0.3)

PaO2:
室内50mmHg以下
酸素投下時70mmHg以下

PaO2/FiO2が200より下
(正常値350~450)

AーaDO2(肺胞動脈酸素分圧較差)
350mmHg以上
(正常値25~65mmHg)続きを読む

アナフィラキシーショック



□主な原因

ポリビニルピロリドン(PVP)へのアレルギー反応

ファーストユース症候群(セルロース膜使用時)

PAN(ポリアクリルニトリル)(AN69膜)、デキストラン硫酸カラムによるLDL吸着療法とアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬の併用

ナファモスタットメシル酸塩に対するアレルギー反応

エチレンオキサイドガスアレルギー続きを読む

人工呼吸器 初期設定



・一回換気量  8~10ml/kg
(60kgなら480~600ml)

・換気回数
成人 12~15回/分
小児 15~20回/分

新生児 25~30回/分


・I:E 比     1:2 

・吸気酸素濃度 50%

・PEEP 3~5cmH2O

・トリガ感動
圧トリガ  ー1~ー2cmH2O
フロートリガ 3ℓ/分 前後

・最高気道内圧 40~60cmH2O
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死腔と換気効率



□解剖学的死腔

カプノグラムをみると呼気相においてはじめに呼出される中枢気道のガスには二酸化炭素はほとんど含まれず、ガス交換には関与していないことが分かる。

成人で150ml程度




□機械的死腔

気管挿管されている患者の場合、気管チューブや人工鼻、呼吸回路との接続チューブの容積も換気量のうちに含まれるが、これらもガス交換に関与していない。





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呼吸不全



呼吸不全にはⅠ型とⅡ型がある。


□Ⅰ型(肺不全型)

・不要なCO2が体内に貯まらないタイプ
・PaCO2が45mmHg以下



□Ⅱ型(換気不全型)

・不要なCO2が体内に貯まるタイプ
・PaCO2が45mmHgより高い続きを読む
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